新学期
2011年 04月 04日
早いです。
という前回と同じ心境です。
しかしこの間に起きた東北大地震から福島原発問題。
心境的には本当に落ち込んだ日々が続きますがこの今の日本の状況でいつまでも
我々が落ち込んでもいられません。偶然にも元気に日常を過ごせる我々は自分たちが出来ることをただがむしゃらにやるだけ。というかやらなくちゃ!ですよね。
先週には東京から一時避難で福岡を訪れているスイス人「ティム」が来社。
プロダクトデザインを手がける彼の作品やシゴトにはアドメンバー皆興味津々。
日本語も話せてプロダクトも出来る。是非今後も一緒にプロジェクトを進めたいと感じた。
さらにインターンで来ている「ダニエル」もまた流暢な日本語でアドに興味を抱いてくれている。
何だろうこの国際的うけ・・・。
しまいには、昨日のアドフットサルにも参加して一緒に汗を流す!フットサル間もないアドチーム。あまりの素人ぶりに早速助っ人外国人起用?!
ダニエルの話も出たところで、
「Co-Working(コ・ワーキング)」というお話を少し。
現在、世界中に広がっているCoworkingというスタイル。そもそもはSOHOで働くフリーランサー中心の人たちが「ヒトとのつながり」を求め集まってシゴトをすることで「場と効果をシェア」する目的で出来たスペース。日本にはまだ「協業」という概念が薄いこともあり、このCoworkingとは?という概念は人それぞれな感じがある。
働く空間を10年取り扱ってきた私なりの見解は、大きなムーブメントに成り得る「これから」のワークスタイルもしくはワークプレイスでは無いかとアドレナリンがでまくっている。
その大きな理由のひとつに、現代の不況が物語る今までのワークスタイルの否定から入らなければならないと思う。当然今までの経済には今までの働き方が恐らくマッチしていたと思う。まぁ思うしかないだろうが、今から・・・と考えたときに「果たして仕事場は一人にひとつか?」もっと言うと「果たして仕事そのものは一人に一個か?」ということにも繋がる。大企業に勤めて老後まで世話をしてくれる終身雇用の時代がとうの昔に終わり、副業や女性の社会復帰、または定年退職後のシニアワークなど「人生におけるシゴト」をもう一度見直す必要は既に皆さんの周知の通りと思う。
そんな中においても、メインワークの中ですら一社で全てのワークフローを行なえていた今までと違い他社や他者との協業は必要不可欠。なぜか?
「IDEA」である。このIDEAを人は求める。情報は腐るほどあるがその情報を加工する「ヒトの頭脳」は個人がもてる最強の武器であり、記憶が続く以上墓場まで持っていける技術である。
皆、わかっていること。そう解ってはいるが、いざプロジェクト単位になると社内でのブレストが基本になっている。「あたりまえ?」かな?!どうだろうか?今までの「あたりまえ」が全て正しかったか?などなど色々考える。
じゃぁ、そのIDEAを色んなヒトからもらえないだろうか?その道のプロにしか思いつかないIDEAは無いだろうか?そのIDEAを求めるときに隣の人が社内の人間ではなく社外のその道のプロだったらその場ですぐにでもカタチに出来ないだろうか?
こういう「場」が今、どっかにあるだろうか?
個人も企業人も日本人も外国人も元請も下請も無くフラットに交われる「場」。
イタリアには「Bar(バール)」と呼ばれる交流の場がある。日本にも居酒屋やコミュニティの場はあるが、今この世界中でムーブメントを巻き起こしている「Cowroking」は日本にどのようにして入ってくるのか、文化として日本人は受け入れないのか?!
是非やろう!
福岡からも「CoworkingSpace」を!
そんな気持ち新たな4月の始まりです!!
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# by shigotobiyori | 2011-04-04 12:42 | 企画